キリスト者共同体教育シンポジウム三歳までの子どもの教育
〜死と新生、受胎と誕生と人生の三年間の意味〜
古来、日本では、「三つ子の魂百までも」と云われ、人生の最初の三年間が、人間の全生涯に決定的な影響力をもつものとして理解されて来ました。また、ルドルフ・シュタイナーは、人間が生きていくうえで最も大切な感情である「畏敬の念」は、三歳までに形成されると指摘しています。「畏敬の念」は、宗教生活のみならず人生のあらゆる分野で必要とされる人生の力そのものです。これなくしては、人は何も学ぶ事ができず、良き人間関係を築く事もできません。畏敬のない学びは単なる知識の集積に過ぎず、それは叡智とはまったく異なるものです。畏敬なき人間関係は、優劣を争う戦いの場でしかありません。今、私たちの生きる社会を見渡して見ると、三歳までの子ども達の置かれている状況に震撼せざるを得ません。三歳までの教育は、本当に、人類と地球の未来に大きくかかわっているのです。
キリスト者共同体では一昨年よりドイツを中心として、この「三歳までの教育」を活動のテーマのひとつとして取り入れいろいろな催し物を行っています。日本に於いてもこのテーマは火急的なものです。私たちのまわりには、多くの子どもたちが生きています。親としてだけではなく、おとなとしてどう子どもとかかわるかが問われています。人類と地球の未来を創造するうえで必要な認識が、このシンポジウムで得られる事でしょう。多くの方々の参加を願っております。 (小林直生)
パネリスト: 阿部一子(助産師)、吉良順子(幼児教育者)、輿石麗(司祭)
(あいうえお順) 小林直生(司祭)、田中幹子(保育士) /司会:輿石祥三
日時 12月1日(日)午前11時45分〜午後6時 開場 11時15分
場所 東京学院3F 地図 定員120名(定員になりしだい締め切ります)
参加費 一般 友の会会員
予約券 3000円 2000円
当日券 3500円 2500円
申込先 info@kirisutoshakyodotai.org
日程
講演
T「死後の人間の行方と新生へのプロセス」小林直生 11:45〜13:00
昼食休憩
U「お腹の中の子ども−人智学的胎生学より」輿石麗 13:45〜14:30
V「生まれてから3歳までの子ども
− その成長と大人のかかわり」吉良順子 14:45〜15:45
パネラーからのメッセージ(阿部一子、田中幹子) 16:00〜16:30
パネルディスカッション 16:30〜18:00
パネリスト紹介
阿部一子: 1975年より助産師として活動、現在は地域の助産院、保健センター等で、主に、母乳育児指導、ケア、子育て支援活動を行っている。埼玉県鶴ヶ島市在住。
吉良順子: 幼稚園教諭として勤務の後、1990年から92年まで、ドイツ、ヴィッテンのヴァルドルフ幼稚園教員養成ゼミナールに学ぶ。
小林直生: 1954年札幌生まれ。大学で美術史を専攻。1978年に渡独。キリスト者共同体大学卒業。ドイツで司祭として活動。同時にシュタイナー学校で、宗教教育にあたる。1999年帰国。日本のキリスト者共同体の司祭として活動中。
輿石麗: 主婦業などの後、1999年初春に45才にしてキリスト者共同体司祭に就任。2000年より日本で活動。
田中幹子: 1957年より保育士として活動。乳児院(孤児院)等での活動を経て現在、名古屋の「やまさと保育園」に勤務。保育歴45年のベテラン。名古屋市在住。
お願い:会場内での録音、撮影はご遠慮下さい。